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教養

書名 発達的観点から見た運動と思考との連関
サブタイトル 運動の内面化説の検討
シリーズ名
編著者 仲山 佳秀 著
判型 A5判/224頁
発行日 2020/11/22
定価 3,300円(本体3,000円+税)
ISBN 9784860155278
概要 心理学(表象発生論とイメージ理論など)と哲学(認識論と身体論など)にまたがるトピックを扱いつつ、運動と思考との連関を詳細に検討した。なお、本書は著者が博士号を取得した論文(立正大学:2019年度)を書籍化したものである。
備考

目次

  • はじめに
  •  第1節 運動と認識との連関を示唆する事実と同連関を主張する理論
  •  第2節 運動と思考との連関
  •  第3節 運動と思考との連関を議論する意義
  •  第4節 目的
  •  第5節 用語の概念規定
  • 第1章 構成行為における空間的操作
  •  第1節 実験的検討 痙直型脳性麻痺児における構成障害――認識的側面からの検討
  •  第2節 構成行為の機序
  •  第3節 本章の総括――痙直型脳性麻痺児の構成障害の要因
  • 第2章 抽象的運動の概念の導入
  •  第1節 抽象的運動と運動イメージ
  •  第2節 抽象的運動とメルロ=ポンティの抽象的運動または潜勢的運動
  •  第3節 抽象的運動と、グリューンバウムの虚性行為およびノエのアクセス可能性
  •  第4節 本章の総括――抽象的運動の概念規定と空間的思考操作
  • 第3章 認識発達理論――ピアジェの発生的認識論
  •  第1節 運動の形成――感覚運動期の概要
  •  第2節 イメージの形成
  •  第3節 操作の形成
  •  第4節 本章の総括――ピアジェ‐ワロン論争とピアジェ説における抽象的運動の役割
  • 第4章 想像力の理論
  •  第1節 ジョンソンの身体化された想像力の理論
  •  第2節 月本の身体運動意味論
  •  第3節 本章の総括
  • おわりに
  •  第1節 運動と思考との連関の問題
  •  第2節 抽象的運動と空間的思考操作
  •  第3節 結論
  •  第4節 今後の課題

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